歯の周りには、歯を支える色々な組織(歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨)があります。
歯周病は、これらの歯を支える組織が細菌に感染し、炎症と破壊が進行することで起こります。
また、歯の周りだけでなく、糖尿病や心血管疾患(動脈硬化)、低体重児出産などに悪影響を与えたりするなど、様々な全身的疾患の要因ともなります。
歯周病は程度の差こそあれ、ほとんどの大人がかかっている(約5人に4人の割合)病気です。 そして、この病気は細菌感染症ではありますが、遺伝や生活習慣が発症や悪化の要因となる生活習慣病であるという認識が大事です。
ですから歯を大切にすることによって、健康で、楽しい人生を送る為にも、早めに歯科医に相談し、治療を受けることが大切です。